正答2
解説
正解は2です。
硬膜静脈洞は脳の静脈血を集め、最終的に内頸静脈へ流します。
トルコ鞍は蝶形骨体の上面のくぼみで、下垂体が収まっています。
【選択肢別解説】
1:× 横静脈洞は後頭骨の横洞溝に沿って走ります。
静脈洞交会からS状静脈洞へ血液を運び、トルコ鞍とは離れています。
2:○ 海綿静脈洞はトルコ鞍の両側にあり、左右が連絡してトルコ鞍を取り囲みます。
中を内頸動脈と外転神経が通り、外側壁を動眼神経・滑車神経・眼神経・上顎神経が通ります。
3:× S状静脈洞は側頭骨と後頭骨のS状洞溝を走ります。
頸静脈孔で内頸静脈に続き、トルコ鞍の周囲にはありません。
4:× 直静脈洞は大脳鎌と小脳テントが合わさる部分にあります。
下矢状静脈洞と大大脳静脈の血液を静脈洞交会へ運びます。
【ポイント】
海綿静脈洞は顔面の静脈と交通するため、顔面の感染が頭蓋内へ波及する経路になります。
海綿静脈洞の病変では、眼球運動障害が起こりやすくなります。