正答1
解説
正解は1です。
リトルリーガー肩は、成長期の投球動作の繰り返しで生じる上腕骨近位骨端線の障害です。
ソルター・ハリス分類は、骨端線損傷を骨折線の走り方でⅠ〜Ⅴ型に分ける分類です。
【選択肢別解説】
1:○ リトルリーガー肩は、投球時の回旋ストレスで上腕骨近位骨端線が離開する障害です。
骨片を伴わない骨端線のみの離開なので、ソルター・ハリス分類のⅠ型に当たります。
エックス線では骨端線の拡大がみられます。
2:× Ⅱ型は、骨端線の離開に骨幹端側の三角形の骨片を伴う型です。
骨端線損傷全体では最も多い型ですが、リトルリーガー肩の典型ではありません。
3:× Ⅲ型は、骨端線の離開に加え、骨折線が骨端を通って関節面に達する型です。
リトルリーガー肩では骨端の骨折は生じません。
4:× Ⅳ型は、骨折線が骨幹端・骨端線・骨端を縦断する型です。
成長障害を起こしやすい型で、リトルリーガー肩には当たりません。
【ポイント】
リトルリーガー肩は「上腕骨近位骨端線のⅠ型離開」、リトルリーガー肘は「内側上顆の障害」と区別しましょう。
治療の基本は投球の中止です。