正答2
解説
正解は2です。
柔道整復の評価は、主訴の聴取(問診)の後に、視診、触診、計測や徒手検査の順に進めるのが基本です。
大腿四頭筋損傷でも、まず見てわかる所見を確認してから触れて調べ、最後に計測を行います。
【選択肢別解説】
1:× 関節可動域や大腿周径の計測は、視診や触診で損傷の状態を把握した後に行う評価です。
主訴を聞いた直後に最初に行うものではありません。
2:○ 主訴の聴取後は、まず視診で腫脹や出血斑(皮下出血)の有無と範囲を確認します。
患部に触れずに損傷の程度を推定でき、患者に苦痛を与えない評価です。
3:× 筋硬結や陥凹の確認は触診で行う評価で、視診の後に行います。
筋断裂部の陥凹は重症度の判断に重要ですが、最初に行う評価ではありません。
4:× FNSテスト(大腿神経伸張テスト)は、腹臥位で膝を屈曲させて大腿前面の痛みをみる検査で、上位腰椎の神経根障害を調べるものです。
大腿四頭筋損傷の評価法ではありません。
【ポイント】
評価の基本の順序は、「問診、視診、触診、計測・徒手検査」です。
大腿四頭筋の肉ばなれでは、腹臥位での膝の屈曲角度(踵と殿部の距離)が重症度の目安になります。