正答4
解説
正解は4です。
この問題はペルテス病の説明として誤っているものを選ぶので、○ が答えです。
ペルテス病は、成長期の小児で大腿骨頭への血流が途絶え、骨頭が阻血性に壊死する病気です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
ペルテス病は男児に多く、女児のおよそ4〜5倍とされます。
好発年齢は小学校入学前後の小児です。
2:× 正しい記述です。
壊死した骨頭が修復される過程で変形が残ると、股関節の適合性が悪くなり、将来の変形性股関節症の原因になります。
3:× 正しい記述です。
ペルテス病では股関節の外転と内旋が制限され、開排制限がみられます。
跛行や、股関節から膝にかけての痛みも訴えます。
4:○ 誤った記述です。
ドレーマン徴候は、股関節を屈曲させると大腿が自然に外転・外旋してしまう現象で、大腿骨頭すべり症に特徴的な所見です。
ペルテス病の代表的な所見ではありません。
【ポイント】
「ペルテス病=幼児〜学童の男児・骨頭壊死・開排制限」と覚えます。
「大腿骨頭すべり症=肥満傾向の思春期の男子・ドレーマン徴候」と対比します。