正答3
解説
正解は3です。
臓器移植後の拒絶反応は、起こる時期によって、超急性・急性・慢性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 24時間以内に起こるのは、超急性拒絶反応です。
受容者がもともと持っている抗体が移植臓器の血管を攻撃し、移植直後から数時間で臓器が機能しなくなります。
2:× 1週間以内という期間は、急性拒絶反応の出現時期としては短すぎます。
急性拒絶反応は、移植後1週間を過ぎてからも起こります。
3:○ 急性拒絶反応は、移植後数日から2か月以内程度に起こるとされます。
主にTリンパ球による細胞性免疫が移植臓器を攻撃するもので、免疫抑制薬の増量などで治療します。
4:× 4か月以内という期間は、急性拒絶反応の時期としては長すぎます。
数か月以降に徐々に進むのは慢性拒絶反応で、移植臓器の血管や組織が線維化して機能が低下していきます。
【ポイント】
「超急性=24時間以内・抗体」「急性=数日〜2か月程度・T細胞」「慢性=数か月以降・線維化」と、時期と機序をセットで覚えます。