正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
創の状態や縫合する臓器によって、適した縫合法や処置が異なります。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組合せです。
犬咬傷は口腔内の細菌に汚染された、感染の危険が高い創です。
一次縫合で創を閉じると内部で感染が広がりやすいため、十分に洗浄して開放創とし、感染がないことを確かめてから閉鎖するのが原則です。
2:× 正しい組合せです。
血管縫合では、血管の内膜どうしが接するように、縁を外側へ反らせる外翻縫合を行います。
内膜を合わせることで血栓ができにくくなります。
3:× 正しい組合せです。
消化管吻合では、縫合縁を内側へ折り込む内翻縫合を行います。
漿膜どうしが接するため癒合がよく、縫合不全を防げます。
4:× 正しい組合せです。
感染創では、壊死組織や異物を取り除くデブリドマンを行います。
細菌の温床を除くことで感染を抑え、創傷治癒を促します。
【ポイント】
「血管=外翻縫合(内膜どうしを合わせる)」「消化管=内翻縫合(漿膜どうしを合わせる)」と対で覚えます。
動物咬傷や汚染創は一次縫合を避け、洗浄とデブリドマンを優先します。