正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
病気の原因となる病原体や病態に合った治療法を選べるかがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
梅毒の原因である梅毒トレポネーマにはペニシリンがよく効き、梅毒治療の第一選択薬となっています。
2:○ 誤った組合せです。
破傷風は細菌である破傷風菌の毒素による病気で、ウイルス感染症ではないため抗ウイルス薬は効きません。
治療は、抗破傷風ヒト免疫グロブリンによる毒素の中和、創の処置、抗菌薬の投与、全身管理です。
3:× 正しい組合せです。
蜂に刺されると、毒の作用でヒスタミンなどが放出され、局所の腫れやかゆみ、じんましんが生じます。
抗ヒスタミン薬で症状を抑え、アナフィラキシーにはアドレナリンを用います。
4:× 正しい組合せです。
ガス壊疽はクロストリジウム属などによる細菌感染症で、抗菌薬の投与、壊死組織の切除、高気圧酸素療法を組み合わせて治療します。
テトラサイクリンは用いられる抗菌薬の一つです。
【ポイント】
破傷風は予防が重要で、破傷風トキソイドの予防接種と、汚染創に対する適切な処置が基本です。
抗ウイルス薬はウイルス、抗菌薬は細菌と、病原体に合わせて使い分けます。