正答3
解説
正解は3です。
発汗過多・眼球突出・頻脈・手指振戦は、甲状腺ホルモンが過剰になったときの代表的な症状です。
【選択肢別解説】
1:× アジソン病は副腎皮質の機能が低下する病気です。
全身倦怠感・低血圧・体重減少・皮膚や粘膜の色素沈着が特徴で、眼球突出や手指振戦はみられません。
2:× クレチン病は先天性の甲状腺機能低下症です。
甲状腺ホルモンが不足するため、発育や知能の障害、便秘、低体温などがみられ、発汗過多とは逆の症状を示します。
3:○ バセドウ病は、甲状腺を刺激する自己抗体によって甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
代謝が亢進して発汗過多・頻脈・手指振戦・体重減少が起こり、眼球突出やびまん性の甲状腺腫もみられます。
4:× クッシング病は、下垂体の腺腫から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰に分泌され、コルチゾールが増える病気です。
満月様顔貌・中心性肥満・皮膚線条・高血圧などが特徴です。
【ポイント】
バセドウ病の三徴(メルゼブルクの三徴)は、「甲状腺腫・眼球突出・頻脈」です。
甲状腺機能亢進症は「暑がり・汗かき・体重減少」、低下症は「寒がり・便秘・体重増加・むくみ」と正反対の症状になります。