正答2
解説
正解は2です。
打診は、体表を指でたたき、その響き方の違いから内部の臓器の状態や境界を調べる方法です。
空気を含む肺の上では清音(共鳴音)が、実質臓器である肝臓の上では濁音が聞こえます。
【選択肢別解説】
1:× 視診は、目で見て観察する方法です。
体表から見えない肺と肝臓の境界は、視診では決められません。
2:○ 胸部を上から下へ打診していくと、肺の清音が肝臓の濁音に変わる位置があり、これが肺肝境界です。
右鎖骨中線上で調べ、肺気腫では肺の過膨張によって境界が下がります。
3:× 聴診は、聴診器で呼吸音・心音・腸音などを聞く方法です。
臓器の境界を決める方法ではありません。
4:× 触診は、手で触れて臓器の大きさ・硬さ・圧痛などを調べる方法です。
肝臓の下縁は触診で確認できますが、肺との境界である上縁は打診で決めます。
【ポイント】
打診音は、「清音=肺」「濁音=肝臓・心臓」「鼓音=胃や腸のガス」と覚えます。
心臓の大きさを調べる心濁音界も、打診で確認します。