正答4
解説
正解は4です。
結節性多発性動脈炎は、中小の動脈の壁に壊死性の炎症が起こる血管炎です。
病変の動脈壁には、フィブリノイド変性(類線維素変性)がみられます。
【選択肢別解説】
1:× アミロイド変性は、アミロイドという異常な蛋白質が組織に沈着するものです。
結節性多発性動脈炎の特徴的な所見ではありません。
2:× 空胞変性は細胞内に水分などがたまって空胞ができる変化です。
結節性多発性動脈炎の特徴的な所見ではありません。
3:× 脂肪変性は肝細胞などの細胞内に脂肪がたまる変化です。
結節性多発性動脈炎の特徴的な所見ではありません。
4:○ 結節性多発性動脈炎では、動脈壁の結合組織がフィブリンに似た物質に変わるフィブリノイド変性がみられます。
【ポイント】
フィブリノイド変性は、膠原病(関節リウマチ・全身性エリテマトーデスなど)や結節性多発性動脈炎、悪性高血圧の血管でみられます。
アミロイド変性はアミロイドーシスに特徴的です。