正答1
解説
正解は1です。
細胞がグルコースを取り込むには、細胞膜の糖輸送体(GLUT)が必要です。
骨格筋と脂肪組織の輸送体GLUT4は、インスリンが作用しないと細胞膜に出てきません。
【選択肢別解説】
1:○ 脳はインスリンに依存しない輸送体(GLUT1・GLUT3)でグルコースを取り込みます。
脳はほぼグルコースだけをエネルギー源とするため、インスリンがなくても取り込める仕組みになっています。
2:× 肝臓の輸送体GLUT2自体はインスリンに依存しません。
しかし肝臓での糖の取り込みと利用(グリコーゲン合成など)はインスリンで大きく促進されるため、本問では選びません。
3:× 骨格筋はインスリンの作用でGLUT4が細胞膜に移動し、グルコースを取り込みます。
インスリンがないと取り込みは大きく低下します。
4:× 脂肪組織も骨格筋と同じくGLUT4を介してグルコースを取り込むため、インスリンに依存します。
【ポイント】
インスリン依存性の取り込みは骨格筋と脂肪組織(GLUT4)です。
脳と赤血球はインスリンに関係なくグルコースを取り込みます。