正答2
解説
正解は2です。
顎関節前方脱臼では、下顎頭が関節結節を越えて前方へ移動し、口が開いたまま閉じられなくなります。
両側脱臼では下顎全体が前方に出て、開口位で固定されます。
【選択肢別解説】
1:× 開口位のまま固定されるので、開口不能ではなく閉口不能になります。
2:○ 口を閉じられないため、言葉をはっきり話すことができず談話不能となります。
唾液を飲み込めず流涎もみられます。
3:× 顎関節前方脱臼は関節包内脱臼で、外側靱帯の損傷は通常伴いません。
4:× 脱臼の固有症状として、開口位での弾発性固定がみられます。
【ポイント】
顎関節前方両側脱臼は、開口位での弾発性固定、閉口不能、談話不能、流涎、下顎の前方突出が特徴です。
整復法には口内法(ヒポクラテス法)と口外法があります。