正答3
解説
正解は3です。
柔道整復学では、骨折の合併症を併発症・続発症・後遺症に分けます。
続発症は骨折に引き続いて起こるもの、後遺症は治癒後も残る障害です。
【選択肢別解説】
1:× 偽関節は骨癒合が停止して異常可動性が残る状態で、続発症ではなく後遺症に分類されます。
2:× 遷延治癒は骨癒合が標準より遅れている状態です。
癒合の過程が遅れているだけで、治癒後に残る障害である後遺症には当たりません。
3:○ 脂肪塞栓症は骨折後に骨髄の脂肪滴が血中に入り、肺や脳の血管を塞ぐものです。
骨折に引き続いて起こるため続発症に分類されます。
4:× 外傷性皮下気腫は肋骨骨折で肺や胸膜が損傷され、空気が皮下に漏れて起こります。
後遺症ではなく続発症に分類されます。
【ポイント】
続発症には脂肪塞栓症候群・外傷性皮下気腫・区画症候群・長期臥床による肺炎や褥瘡などがあります。
後遺症には偽関節・変形治癒・関節拘縮・骨萎縮・外傷性骨化性筋炎などがあります。