正答2
解説
正解は2です。
胸骨骨折は、交通事故でハンドルに胸を打ち付けるなど、前方からの直達外力で起こることが多い骨折です。
骨折線の向きの特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 縦骨折は少ない骨折型です。
胸骨は縦に長い骨で、前方からの外力では長軸に沿って割れることはまれです。
2:○ 横骨折が多い骨折型です。
前方からの外力で胸骨が後方へ曲げられ、長軸に直交する方向に折れやすいためです。
胸骨体部や胸骨柄と体の結合部付近に多く、下骨片が上骨片の前方に重なるように転位します。
3:× 斜骨折は少ない骨折型です。
胸骨は前方から圧迫されることが多く、ねじれの力が加わりにくいため斜骨折はまれです。
4:× 複合骨折は少ない骨折型です。
複数の骨折線をもつ骨折は強大な外力で起こるもので、頻度は高くありません。
【ポイント】
胸骨骨折では、心臓や肺など胸腔内臓器の損傷や肋骨骨折の合併に注意が必要です。