正答2
解説
正解は2です。
顎関節症は日本顎関節学会の分類で、障害される組織によりⅠ型〜Ⅳ型に分けられます。
外傷性顎関節捻挫は関節包や靱帯の損傷なので、同じ組織の障害と鑑別が必要です。
【選択肢別解説】
1:× Ⅰ型は咀嚼筋痛障害です。
咀嚼筋の痛みが主体で、関節包・靱帯の損傷である捻挫とは障害される組織が異なります。
2:○ Ⅱ型は顎関節痛障害です。
関節包・靱帯・円板後部組織の炎症や損傷による痛みが主体です。
外傷性顎関節捻挫と同じく関節包・靱帯に病変があるため、鑑別を要します。
3:× Ⅲ型は関節円板障害です。
関節円板の位置異常により、クリック音や開口障害が生じます。
4:× Ⅳ型は変形性顎関節症です。
下顎頭などの骨に変形や吸収がみられ、関節雑音(クレピタス)を伴います。
【ポイント】
Ⅰ型は筋、Ⅱ型は関節包・靱帯、Ⅲ型は円板、Ⅳ型は骨と、障害部位で整理して覚えましょう。