正答1
解説
正解は1です。
国際生活機能分類(ICF)では、生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つに分けます。
それぞれに問題が生じた状態を、機能障害、活動制限、参加制約と呼びます。
【選択肢別解説】
1:○ 書字困難は、活動の問題(活動制限)に分類されます。
活動は、個人が課題や行為を遂行することを指し、「書く」という行為ができない状態はこれに当たります。
2:× 事務職への就職困難は、活動ではなく参加の問題(参加制約)に分類されます。
参加は、仕事や家庭、地域などの生活・人生場面への関わりを指すからです。
3:× 上肢麻痺は、活動ではなく心身機能・身体構造の問題(機能障害)に分類されます。
神経や筋の働きそのものの障害だからです。
4:× 巧緻障害は、活動ではなく心身機能の問題(機能障害)に分類されます。
手指の細かな運動を調節する機能そのものの低下を表すからです。
【ポイント】
「麻痺・筋力低下などの体の働き」は心身機能、「書く・食べる・歩くなどの行為」は活動、「仕事・家庭・地域での役割」は参加と区別します。
ICFでは、これらに影響する環境因子と個人因子も考慮します。