正答1
解説
正解は1です。
移植は、提供者(ドナー)と受け手(レシピエント)の遺伝的な関係によって分類されます。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:○ 二卵性双生児間の移植は同系移植ではありません。
同系移植は、遺伝的に同一である一卵性双生児間などの移植を指します。
二卵性双生児は遺伝子が異なるため、通常の兄弟と同じく同種異系移植に当たります。
2:× 同じ個体の中で組織を移す移植を自己移植といい、組合せは正しいです。
自家植皮や自家骨移植が代表で、拒絶反応は起こりません。
3:× 種類の異なる動物間の移植を異種移植といい、組合せは正しいです。
ブタの組織をヒトに移植する場合などがこれに当たり、強い拒絶反応が問題になります。
4:× 遺伝子の異なる同種の個体間の移植を異系(同種異系)移植といい、組合せは正しいです。
兄弟間の腎移植など、臨床の臓器移植の多くがこれに当たります。
【ポイント】
拒絶反応は、自己移植と同系移植では起こらず、異系移植、異種移植の順に強くなります。
「同系=一卵性双生児」と覚えておきましょう。