正答3
解説
正解は3です。
トライツ靱帯(十二指腸提筋)は、十二指腸と空腸の境である十二指腸空腸曲を後腹壁に吊り下げる構造です。
十二指腸空腸曲は、第2腰椎の左側の高さにあります。
【選択肢別解説】
1:× 第10胸椎の高さは、食道が横隔膜を貫く食道裂孔のおよその位置です。
トライツ靱帯の位置ではありません。
2:× 第12胸椎の高さは、大動脈が横隔膜を貫く大動脈裂孔のおよその位置です。
トライツ靱帯の位置ではありません。
3:○ トライツ靱帯は、第2腰椎の高さで十二指腸空腸曲を支えています。
この靱帯より口側からの出血を上部消化管出血と呼びます。
4:× 第4腰椎の高さは、腹大動脈が左右の総腸骨動脈に分かれるおよその位置です。
トライツ靱帯の位置ではありません。
【ポイント】
トライツ靱帯は、上部消化管と下部消化管の境界の目印です。
十二指腸は上部・下行部・水平部・上行部に分けられ、上行部が十二指腸空腸曲に続きます。