正答2
解説
正解は2です。
外固定は、包帯・副子・ギプスなどで体の外から損傷部を固定する方法です。
その主な目的は、整復位を保持し、患部を安静に保って組織の修復を促すことです。
【選択肢別解説】
1:× 関節可動域の確保は、固定を除去したあとの後療法(運動療法)の目的です。
固定は関節の動きを制限するため、可動域の確保とは逆の作用をもちます。
2:○ 外固定によって患部を動かないように保つことで、整復位の保持、疼痛の軽減、損傷組織の修復促進が得られます。
患部の安静が外固定の目的です。
3:× 機能の回復は、手技療法・運動療法・物理療法などの後療法で図るものです。
固定そのものの目的ではありません。
4:× 筋萎縮は、固定による不動で起こりやすくなる合併症です。
その防止は、固定中の等尺性運動や固定除去後の運動療法で図ります。
【ポイント】
固定の範囲は、原則として損傷部の上下の関節を含めます。
固定が長すぎると関節拘縮や筋萎縮を招くため、必要な期間と範囲にとどめることが大切です。