正答3
解説
正解は3です。
徒手筋力テスト(MMT:Manual Muscle Testing)は、筋力を0〜5の6段階で評価する方法です。
重力に抗して全可動域を動かせるかどうかが、段階3を判定する基準になります。
【選択肢別解説】
1:× 段階1(Trace)は、筋の収縮は触知できるものの関節運動が起こらない状態です。
肘を全可動域に屈曲できる本例には当てはまりません。
2:× 段階2(Poor)は、重力を除いた肢位でなら全可動域を動かせる状態です。
重力に抗して動かせる本例は段階2より上になります。
3:○ 段階3(Fair)は、重力に抗して全可動域を動かせるが、抵抗を加えると保持できない状態です。
「重力に抗してかろうじて全可動域」はこれに当たります。
4:× 段階4(Good)は、重力に加えてある程度の抵抗に抗して全可動域を動かせる状態です。
かろうじて重力に抗する程度では段階4になりません。
【ポイント】
段階5は最大の抵抗に抗して動かせる正常、段階0は収縮もみられない状態です。
段階3を境に、上は抵抗の強さ、下は重力の有無で判定すると整理できます。