正答2
解説
正解は2です。
高齢者の肺炎では、咳の力が弱く痰を出しにくいことが呼吸困難を悪化させます。
呼吸を楽にするための看護が問われています。
【選択肢別解説】
1:× NYHA(ニューヨーク心臓協会)分類は、心不全の重症度を判定する分類です。
肺炎による呼吸困難の程度の判断には用いません。
2:○ 痰がたまると気道が狭くなり、ガス交換も妨げられます。
水分補給や加湿、体位ドレナージ、咳の介助、吸引などで痰を出しやすくすることは適切です。
3:× 仰臥位では横隔膜が腹部の臓器に押し上げられ、肺が広がりにくくなります。
上体を起こしたファーラー位や起座位のほうが呼吸は楽になります。
4:× 呼吸困難のある患者を1人にすると、不安が強まり呼吸がさらに苦しくなります。
状態の急変にも気づけないため、そばに付き添い観察を続けます。
【ポイント】
呼吸困難時の看護は「上体を起こす」「痰を出しやすくする」「不安を和らげる」が基本です。