正答2
解説
正解は2です。
骨粗鬆症は、骨量の減少と骨質の劣化により骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。
閉経後の女性に多く、予防と治療には食事・運動・薬物療法を組み合わせます。
【選択肢別解説】
1:× 骨の形成に重要なのは鉄分ではなく、カルシウムとビタミンD、ビタミンKです。
牛乳・乳製品、小魚、緑黄色野菜、きのこ類などを勧めます。
2:○ 歩行などの体重がかかる運動は、骨に力学的な刺激を与えて骨量の維持に役立ちます。
筋力やバランス能力が高まり、転倒の予防にもつながります。
そのため適度な運動の継続を説明することは適切です。
3:× 骨粗鬆症で多い症状は、脊椎の圧迫骨折による腰背部痛や、身長の低下、円背です。
大腿骨近位部の骨折も起こりますが、多い症状として大腿骨や股関節の痛みを説明するのは正しくありません。
4:× 骨粗鬆症の治療薬は、骨吸収を抑えるビスホスホネート製剤や、活性型ビタミンD3製剤などの骨に作用する薬です。
鎮痛剤は骨折時の痛みに対して補助的に使われるもので、治療薬の中心ではありません。
【ポイント】
骨粗鬆症の三本柱は「カルシウム・ビタミンDの摂取」「適度な運動と日光浴」「転倒予防」です。
代表的な骨折部位は、脊椎椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端です。