アルツハイマー型認知症について、正しい組合せはどれか。
a 女性よりも男性に多い。
b 末期まで人格は保持される。
c 神経細胞の脱落が認められる変性疾患である。
d 記憶が早期に障害される。
正答3
解説
正解は3です。
アルツハイマー型認知症の疫学・経過・病態の特徴を問う組合せ問題です。
【記述別解説】
a:× アルツハイマー型認知症は、男性よりも女性に多くみられます。
男性に多いのは血管性認知症です。
b:× アルツハイマー型認知症では、病気の進行とともに人格の変化がみられます。
人格が比較的保たれやすいのは、血管性認知症の特徴です。
c:○ アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が徐々に脱落していく神経変性疾患です。
アミロイドβがたまる老人斑やタウたんぱく質がたまる神経原線維変化が特徴で、海馬を中心に脳が萎縮します。
d:○ アルツハイマー型認知症では、初期から記憶障害、特に新しいことを覚えられない近時記憶の障害が目立ちます。
【選択肢別解説】
1:× aとbはいずれも誤りなので、誤った組合せです。
2:× cは正しいものの、bが誤りなので誤った組合せです。
3:○ cとdはいずれも正しいので、正しい組合せです。
4:× dは正しいものの、aが誤りなので誤った組合せです。
【ポイント】
アルツハイマー型認知症は女性に多く、ゆるやかに進行し、記憶障害から始まってやがて人格も変化します。
男性に多い、階段状に悪化する、人格が保たれやすいという血管性認知症の特徴と対比して覚えましょう。