正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
加齢による生理機能の変化は、だれにでも起こり、元には戻らない変化です。
呼吸・腎臓・循環器などの臓器ごとに、どのような変化が起こるかを整理しておきます。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
加齢による生理機能の低下は、細胞や組織の変化によるもので、元の状態に戻ることはありません。
2:○ 誤った記述です。
肺の弾性収縮力が低下すると息を吐き切れなくなるため、残気量は減少ではなく増加します。
その分、肺活量は低下します。
3:× 正しい記述です。
腎臓の機能が低下すると尿を濃くする力が弱まり、夜間頻尿や脱水の原因になります。
4:× 正しい記述です。
動脈硬化により血管の弾力性が失われると、収縮期血圧が上がり、脈圧が大きくなります。
【ポイント】
高齢者の呼吸機能は「肺活量は減り、残気量は増える」という組み合わせで覚えます。
1秒率の低下や咳反射の低下も起こり、誤嚥性肺炎の原因になります。