正答3
解説
正解は3です。
入院中の高齢者の特徴と、看護の視点を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 誤った記述です。
高齢者は遠慮や我慢、症状の自覚の乏しさから、苦痛を訴えないことが多くあります。
訴えがなくても積極的に声をかけ、観察とコミュニケーションを続けます。
2:× 誤った記述です。
高齢者は症状が典型的に現れにくく、たとえば肺炎でも発熱や咳が目立たないことがあります。
そのため異常は発見しやすいのではなく、見逃されやすくなります。
3:○ 正しい記述です。
入院すると行動範囲が病室やベッドの周りに限られ、活動量が減ります。
高齢者は短期間の安静でも、筋萎縮や関節可動域の低下などの廃用症候群を起こしやすくなります。
4:× 誤った記述です。
入院中の高齢者に完全な自立を求めるのは現実的でなく、負担にもなります。
その人の能力に応じて残存機能を活かし、できない部分を援助します。
【ポイント】
入院中の高齢者には、早期離床とベッド上での関節運動などで廃用症候群を防ぐことが重要です。
「症状が出にくい」「訴えが少ない」ことを前提に、看護師から観察する姿勢が求められます。