正答3
解説
正解は3です。
代表的な皮膚感染症と、その原因となる病原体の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 疥癬の原因はリケッチアではなく、ヒゼンダニというダニです。
ダニが皮膚の角質層に寄生して強いかゆみを起こし、接触で人から人へ感染します。
リケッチアはつつが虫病や発疹チフスの病原体です。
2:× ハンセン病の原因はトレポネーマではなく、らい菌という抗酸菌です。
感染力は非常に弱く、皮膚や末梢神経が侵されます。
トレポネーマは梅毒の病原体です。
3:○ 伝染性膿痂疹(とびひ)は、黄色ブドウ球菌やA群溶血性レンサ球菌による皮膚の感染症です。
水疱や痂皮(かさぶた)ができ、掻いた手を介して周囲や他の部位に広がるため「とびひ」と呼ばれます。
4:× 伝染性軟属腫(みずいぼ)の原因はコクサッキーウイルスではなく、伝染性軟属腫ウイルスというポックスウイルスの仲間です。
コクサッキーウイルスは手足口病やヘルパンギーナの原因となります。
【ポイント】
疥癬はダニ、ハンセン病はらい菌、とびひはブドウ球菌とレンサ球菌、みずいぼはポックスウイルスです。
とびひは掻くことで広がるため、爪を短く切り、患部を清潔に保つよう指導します。