第107回 助産師国家試験 午後問104
A さん(21 歳、大学生、未婚)は腹痛を主訴に救急外来を受診した。 A さんの意識は清明で、体温 38.0 ℃、脈拍 85/分、整、血圧 118/78 mmHg であった。 診察の結果、A さんは陣痛発来しており、内診所見では既に破水しており、子宮口全開大、 Station +2 であった。 児は頭位で推定体重は 3,000 g。 A さんは 1 人暮らしで、特定のパートナーはおらず妊娠の自覚もなく、 1 年以上病院への受診歴はない。 HIV 抗体陰性、HBs 抗原陰性、HCV 抗体陽性、梅毒スクリーニング検査陰性、新型コロナウイルス〈SARS‑CoV‑2〉 PCR 検査陰性、胸部エックス線写真で肺野に異常陰影は認められない。 A さんは男児を出産した。 出生体重 3,150 g、Apgar〈アプガー〉スコア 1 分後 8 点、 5 分後 9 点。 Dubowitz 法による新生児成熟度評価で在胎週数は 39 週 3 日だった。 日齢 3 、A さんから「この子はかわいいけど私が育てられるとは思えない。夜も 1 回 1 時間も寝ないですぐに泣き、授乳時も 30 分以上おっぱいを吸っていて、時間がかかり大変だ」という訴えが聞かれた。 この日の児の体重は 2,770 g (前日比 −70 g)、活気はあり、吸啜はしっかりしている。 昨日の排尿回数は 3 回、排便回数は 2 回であった。 A さんと児への支援で最も適切なのはどれか。
正答5