第107回 助産師国家試験 午後問95
A 助産所では、妊婦健康診査で通院している妊婦のパートナーを対象に「パパクラス」を開催することになった。
内容を検討するため、事前に参加希望者に「パパクラス」への受講理由を確認した。
受講理由には「妻から沐浴して欲しいと言われているが、具体的な方法が分からない」、「赤ちゃんを触ったことがないので、お風呂で動かれた時にどうしたらよいか分からない」があった。
そこで、「パパクラス」は、参加者に沐浴を体験してもらうことを目的とした。
助産師が沐浴のデモンストレーションを行い、参加者に体験してもらうことを計画した。
参加者は「パパクラス」で沐浴を体験した。
その後に、助産師がファシリテーター となり参加者同士で話し合う時間を設けた。
参加者の B さんから「このクラスに参加して、子どもが生まれたら沐浴できたらいいなと思いました。でも、遅い時間まで仕事をしているので難しいかな」と発言があった。
このときの助産師のファシリテーションで適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「B さんの発言について参加者が意見交換できるように促す。」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「B さんに詳しく勤務状況を尋ねる。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「参加者に子育てが優先されると伝える。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「B さんに沐浴以外の育児をするように提案する。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
第107回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第107回 助産師国家試験 の全110問を見る →