第104回 助産師国家試験 午後問98
A さん(21 歳、初産婦、未婚)。 高校卒業後、友人を頼りに上京したが、定職がなく不定期のアルバイトで収入を得て生活をしている。 元来、月経周期が不規則であり、最近は長期間無月経であったが気にせず過ごしていた。 3日ほど前から下腹部に時々痛みを感じ、腫れた感じがするため、産婦人科医院を受診した。 診察前の尿検査で妊娠反応陽性、超音波検査で子宮内に胎児が確認され、児頭大横径 55 mm。 子宮底長 20 cm、腹囲 66 cm。 最終月経の開始日は6か月前である。 現在交際中のパートナーはなく、3か月前までは複数の男性との交際歴があり胎児の父親は不明であるという。 A さんは、初診時には妊娠に困惑した様子で「お金もないし、相手も分からないので育てる自信がない。 両親にも伝えていない」と話した。 助産師は A さんにまず両親に連絡を取ることを勧めた。 2回目の受診時、A さんは「お父さんもお母さんも怒っていたけど、生まれたら実家で一緒に育てようと言ってくれた。 産みたいと思う」と明るい表情で話した。 A さんは助産師と相談の上、現在の産婦人科医院で分娩してから、児とともに退院後すぐに実家に帰って生活することを予定した。 助産師が A さんのサポートのために分娩前から連絡をとる関係機関で適切なのはどれか。
正答5