第104回 助産師国家試験 午後問61
臓器移植では拒絶反応の主要な要因となる分子であり、妊娠では絨毛細胞における特殊な発現様式が胎児に対する母体の免疫学的受容に深くかかわっているのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
HLA(ヒト白血球抗原)は臓器移植における拒絶反応の主要因であるMHC分子であり、妊娠では絨毛細胞(栄養膜細胞)において特殊な発現パターン(HLA-G・HLA-Eなど非古典的HLAクラスIのみ発現、古典的HLAクラスI・II は発現しない)をとる。
この特殊な発現様式が母体の免疫細胞(NK細胞・T細胞)による胎児攻撃を抑制し、免疫学的母体寛容を成立させる。
エストロゲン受容体・プロゲステロン受容体はホルモン応答に関与するが拒絶反応の主因分子ではない。
hCGは妊娠維持に重要だが移植拒絶の主要因分子ではない。まとめて解く
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