第103回 助産師国家試験 午前問29
日齢0の新生児。
在胎週数 36 週0日、頭位経腟分娩で出生。
出生体重 2,300 g。
外表所見より 18 トリソミーが疑われて入院となった。
入院後の検査で単心室、 重症心不全、食道閉鎖を認め、外科治療は可能だが、手術後1か月以上延命できる可能性は低いと判断された。
両親への対応で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
18トリソミー(Edwards症候群)は単心室・心不全・食道閉鎖など重度合併で延命困難であり、両親に「看取りの医療(緩和ケア・comfort care)」の選択肢を含めて十分に情報提供することが倫理的に適切。
1の外科手術を一方的に勧めるのは自己決定権を侵害、2の母親への説明を父親経由は両親への直接の情報提供原則に反する、3の面会制限は親子関係形成を阻害し望ましくない、5の重篤さを伝えないのはインフォームド・コンセントに反する。
日本周産期・新生児医学会の重症新生児医療における意思決定ガイドライン、日本小児科学会の終末期医療に関する基本的考え方に沿い、両親の価値観を尊重した共同意思決定(shared decision making)を行う。まとめて解く
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