第103回 助産師国家試験 午前問6
産科の診療所で妊婦健康診査を受けている妊婦が妊娠中期に前置胎盤と診断された。
出血や子宮収縮がなく妊娠が経過している場合に、高次施設への紹介のタイミン グとして推奨される時期はどれか。
正答1
解説
正解は1。
産科ガイドライン産科編では、妊娠中期に前置胎盤が疑われた場合、出血や子宮収縮がなくても妊娠32週ごろまでに高次施設へ紹介し、妊娠34週前後には入院管理に切り替える方針が示される。
よって「33週0日未満」が推奨タイミング。
2〜4のように35週・37週以降まで紹介を遅らせると、突発的な前置胎盤出血や緊急帝王切開時に十分な輸血体制・新生児集中治療を確保できないリスクが高まる。
前置胎盤は分娩時に大量出血と児・母の生命危機を生じうるため、地域周産期センター・総合周産期母子医療センターへ早期にリファラルすることが助産管理上必須。
院内助産・診療所助産師は妊娠中期の経腟超音波で内子宮口と胎盤縁の関係を必ず評価し、紹介時期を逃さない判断が求められる。まとめて解く
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