第103回 助産師国家試験 午前問3
妊婦に投与された薬物と胎児への影響との組合せで正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
NSAIDsは妊娠後期投与でプロスタグランジン合成を阻害し、胎児動脈管を収縮させて胎児循環障害(PPHN)を招くため妊娠28週以降は原則禁忌。
1のアミノグリコシドは第VIII脳神経障害(聴覚障害)であり、エナメル質形成不全はテトラサイクリンの作用、2のARB/ACE阻害薬は羊水過少・腎不全・頭蓋骨形成不全であり臍帯ヘルニアではない、3のチアマゾール(抗甲状腺薬)は新生児甲状腺機能低下症や頭皮欠損(aplasia cutis)、メチマゾール胎芽症が知られ、肺低形成症は誘発しない。
産科ガイドライン2020でも妊娠28週以降のNSAIDs常用は避けるよう明記。
妊婦への薬剤投与はFDAカテゴリーや日本産婦人科医会の情報を参照し、催奇形性・胎児毒性の時期を見極める。まとめて解く
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