第103回 助産師国家試験 午前問2
胎児期の免疫反応が出生後の発症の要因となる疾患はどれか。
正答3
解説
正解は3。
「慢性肺疾患(CLD)」は子宮内感染による絨毛膜羊膜炎で胎児が炎症性サイトカイン(IL-6, IL-8, TNF-α)に曝され、出生後にも肺の炎症反応が遷延することが発症要因の一つとされる。
早産・低出生体重児の人工呼吸・酸素投与による肺障害も加わり、修正36週時点で酸素依存が残る病態である。
1の仮性メレナは分娩時に母体血を嚥下した結果で免疫反応とは無関係、2の先天緑内障は前房隅角の発生異常、4の未熟児貧血は赤血球産生低下と医原性採血が主因で、いずれも胎児期の免疫反応とは関係しない。
NCPRや新生児管理では絨毛膜羊膜炎合併早産児の長期予後(CLD・脳室周囲白質軟化症)への注意が強調される。まとめて解く
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