第102回 助産師国家試験 午後問107
Aさん(23歳、初妊婦)。
妊娠16週。
1人暮らしでパートナーとは未入籍である。
昨年度はアルバイトで年収は約180万円であったが、4か月前から運送会社の正社員として宅配便の配送ドライバーとして働いている。
Aさんは「妊娠したことはうれしい」と言い、妊婦健康診査は適切な間隔で受診している。
今回の妊婦健康診査で、経過は順調であると確認された。
Aさんは「体調は良いですが、重い荷物を運ぶのが不安になってきました」という。
助産師が A さんに優先して確認する必要があるのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
妊娠継続中で雇用者への配置換え申請状況の確認は、男女雇用機会均等法第13条(妊娠中の通勤緩和、休憩、業務制限)に基づく母性健康管理措置の活用を支援する観点で優先される(4が正答)。
妊婦の業務軽減・通勤時間短縮等は母健連絡カード(医師・助産師指示)で雇用者に申請する。
1の産前産後休業予定確認も重要だが、現時点で進行中の業務調整の方が優先順位高い。
2のパートナーとの入籍予定は社会的支援評価の一項目で就労支援より優先順位低い。
3の地区担当保健師との関わりは地域連携で重要だが、本場面の喫緊の課題は労働環境調整。
助産師は労働基準法・男女雇用機会均等法・育児介護休業法の母性保護規定を熟知し、妊婦の就労継続を支援する役割を担う。まとめて解く
第102回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第102回 助産師国家試験 の全110問を見る →