第102回 助産師国家試験 午後問80
新生児が百日咳に罹患した場合、重症度を評価するために観察すべき臨床症状はどれか。
正答5
解説
正解は5。
百日咳(Bordetella pertussis)新生児罹患は咳発作・無呼吸・チアノーゼが特徴的で、特に無呼吸発作(apnea)は突然死の原因となる重症化指標である(5が正答)。
母体ワクチン接種(Tdap、妊娠27〜36週推奨)と接触者予防(cocoon strategy)が新生児罹患予防策。
1の嘔吐は咳発作後に起こり得るが重症度指標としては無呼吸が優先。
2の咳嗽は百日咳の本質症状だが「重症度評価」の臨床指標ではむしろ無呼吸・チアノーゼが最重要。
3の下痢は百日咳の主症状でない。
4の心雑音は心疾患合併症の指標で百日咳重症化と直接関連しない。
助産師は新生児期の感染症(百日咳・RSV・GBS)と母体ワクチン接種(妊娠中のインフルエンザ・百日咳ワクチン)の意義を理解し、両親や祖父母にもワクチン勧奨する。まとめて解く
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