第102回 助産師国家試験 午後問69
肥満が疾患発症のリスク因子となるのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
肥満(BMI 25以上)は子宮内膜癌のリスクを高め、特に脂肪組織のアロマターゼによるエストロゲン産生増加が無拮抗エストロゲン作用を誘導し子宮内膜増殖症から子宮内膜癌への進展リスクとなる(4が正答)。
BMI 30以上で子宮内膜癌リスクは約3倍に上昇する。
1の胞状奇胎は受精時の異常(雄性発生、空胞性奇胎、46,XXまたはXY)で肥満との明確な関連はない。
2の卵管妊娠は骨盤内炎症性疾患(PID)、卵管手術歴、不妊治療等が主リスクで肥満は主因子ではない。
3の子宮腺筋症は経産婦・帝王切開既往等で、肥満独立リスクは限定的。
5の成熟囊胞性奇形腫は胚細胞由来腫瘍で発生機序は肥満と無関係。
助産師は思春期からのライフスタイル指導(適正体重・運動)でリスク低減を支援する。まとめて解く
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