第100回 助産師国家試験 午後問76
A さん(29 歳、2回経産婦)。
妊娠 38 週4日、午前5時に自宅で少量の褐色帯下がみられたため、かかりつけの産科病院に電話連絡をした。
A さんは、15 分に1 回の不規則で弱い子宮収縮を感じており、胎児はよく動いていること、2日前の妊婦健康診査では子宮口が2cm 開大していると言われたこと、前回の分娩では陣痛発来から分娩まで4時間であったことを助産師に伝えた。
これまでの出産はいずれも正常分娩であった。
来院の必要性を判断するために最も重要な情報はどれか。
正答3
解説
正解は3。
経産婦で前回分娩が陣痛発来から5時間程度(推測)と短く、すでに15分間隔の不規則な子宮収縮があり、子宮口2cm開大の状況では、急速進行のリスクがあるため、来院判断には病院までの所要時間が最も重要である。
所要時間が長ければ早期来院を促す。
1の胎児推定体重は分娩進行のスピードに直接関係しない。
2の前回出生体重も今回の進行速度の決定因ではない。
4の妊娠中体重増加量・5の次回健診予約日は来院判断には関係ない。
経産婦の分娩進行は初産より早く、また既往の陣痛発来から分娩までの時間と居住地〜病院距離を考慮した来院指導が母子の安全を守る。まとめて解く
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