第100回 助産師国家試験 午後問57
絨毛膜羊膜炎の産婦から出生した児で上昇している免疫グロブリンはどれか。
正答4
解説
正解は4。
IgMは胎盤を通過しないため、新生児のIgM上昇は児自身の宮内感染(経胎盤・上行性感染)への反応を示し、絨毛膜羊膜炎による児の感染暴露を意味する。
臍帯血IgM上昇は宮内感染(TORCH感染症など)の指標として臨床応用される。
1のIgAは粘膜免疫の主体で母乳に多く含まれる。
2のIgDは機能不明な部分が多く、感染指標としては用いない。
3のIgEはアレルギー反応の主体で、感染症の急性反応には用いない。
胎盤を通過する免疫グロブリンはIgGのみで、母体由来のIgGが児に移行(受動免疫)し生後数か月で減衰する。
免疫グロブリンの胎盤通過性を整理する。まとめて解く
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