第100回 助産師国家試験 午前問36
妊婦の喫煙によって胎児や胎盤の低酸素状態をもたらす有害物質はどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
タバコ煙にはニコチンと一酸化炭素が含まれ、ニコチンは血管収縮による子宮胎盤血流低下を、一酸化炭素はヘモグロビンと強く結合(COHb)して胎児への酸素供給を低下させるため、両者は胎児・胎盤の低酸素状態の主因となる。
妊娠中の喫煙は低出生体重児・早産・常位胎盤早期剝離・SIDSなどのリスクを上昇させる。
2のフッ化水素は工業由来の有害物質で、タバコ煙の主要成分ではない。
4のダイオキシンは環境汚染物質で、発がん性などはあるが胎児低酸素の直接原因ではない。
5のシアン化合物はタバコ煙にも微量含まれるが、低酸素状態の主因としてはCOとニコチンが代表的。
妊婦への禁煙指導は周産期保健の重要項目。まとめて解く
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