正答3
解説
正解は3です。
ITガバナンスでは、取締役会などの経営陣がリーダーシップを発揮し、ITの利活用に責任をもつことが求められます。
経営陣の関与が不足すると、どのようなリスクがあるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× IT戦略の策定を担当部門に委譲しても、最終的な責任は取締役会等が負います。
担当部門に最終責任をもたせるという考え方は、経営陣の説明責任と矛盾します。
2:× パフォーマンスの期待値は、取締役会等が組織の目的に沿って設定に関与すべきものです。
関与すると現状踏襲型になるという記述は、経営陣の関与を否定しており誤りです。
3:○ 取締役会等が規範を定め、自ら率先して守らなければ、組織全体に倫理的な行動は浸透しません。
これは経営陣のリーダーシップに関するリスクとして適切な記述です。
4:× 取締役会等がITガバナンスの方針を明示することは、経営陣の重要な役割です。
方針を示すと情報システム部門主導に偏るというのは誤りで、むしろ方針を示さないと部門任せになりやすくなります。
【ポイント】
ITガバナンスは情報システム部門だけの活動ではなく、経営陣が主導する活動です。
「経営陣が責任をもち、率先して関与する」という方向の選択肢が正解になりやすいと覚えましょう。