正答2
解説
正解は2です。
この問題は、IoTデバイスが盗まれた場合に備えて、耐タンパ性を高める対策を問うています。
耐タンパ性とは、機器を分解したり解析したりしても、内部の情報を読み取られにくい性質です。
盗まれて手元で解析されても、データや鍵が取り出されないようにする対策が当てはまります。
【選択肢別解説】
1:× 通信の暗号化は、IoTデバイスとIoTサーバの間の通信を盗聴から守る対策です。
盗まれたデバイスの内部に保存されたデータは守れません。
2:○ 暗号鍵を内蔵するセキュリティチップでデバイス内のデータを暗号化すると、鍵をチップの外に取り出しにくくなります。
デバイスを盗まれて解析されてもデータを読まれにくくなるので、耐タンパ性が高まります。
3:× セキュリティパッチの適用は、ソフトウェアの脆弱性を修正し、ネットワーク経由の攻撃を防ぐ対策です。
盗まれたデバイスの物理的な解析への対策ではありません。
4:× ログインパスワードを初期値から変更するのは、第三者による不正ログインを防ぐ対策です。
デバイスを分解して内部のデータを直接読み出す攻撃は防げません。
【ポイント】
耐タンパ性を高めるセキュリティチップの例として、TPM(Trusted Platform Module)があります。
「盗まれた場合」「分解・解析」という条件が出たら、耐タンパ性に関する対策を選びましょう。