ISMS における情報セキュリティに関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。
情報セキュリティとは,情報の機密性,a 及び可用性を維持することである。
さらに,b ,責任追跡性,否認防止,信頼性などの特性を維持することを含める場合もある。
正答1
解説
正解は1です。
ISMSにおける情報セキュリティの定義の空欄に入る字句を問う問題です。
JIS Q 27000では、情報セキュリティを「情報の機密性、完全性及び可用性を維持すること」と定義しています。
さらに、真正性、責任追跡性、否認防止、信頼性などの特性を含める場合もあるとしています。
【空欄の検討】
a:機密性・可用性と並ぶ情報セキュリティの3要素の一つなので、「完全性」が入ります。
b:責任追跡性、否認防止、信頼性と並ぶ追加の特性なので、「真正性」が入ります。
【選択肢別解説】
1:○ aが完全性、bが真正性で、JIS Q 27000の定義と一致します。
2:× aの完全性は正しいですが、bの保守性が誤りです。
保守性は修理や改修のしやすさを表す信頼性の評価項目であり、情報セキュリティの特性には含まれません。
3:× bの真正性は正しいですが、aの保全性が誤りです。
情報が正確で改ざんされていないことを表す用語は、保全性ではなく完全性です。
4:× aの保全性とbの保守性はどちらも誤りです。
【ポイント】
情報セキュリティの3要素は、機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)で、頭文字からCIAと呼ばれます。
真正性は、利用者や情報が主張どおり本物であることを指します。