商品の販売数が700個のときの営業利益は表のとおりである。
拡販のために販売単価を20%値下げしたところ,販売数が20%増加した。
このときの営業利益は何円か。
ここで,商品1個当たりの変動費は変わらないものとする。
表(単位 円):売上高 700,000,費用(変動費 140,000,固定費 300,000),営業利益 260,000
正答2
解説
正解は2です。
値下げと販売数の増加を受けて、営業利益がどう変わるかを求める計算問題です。
まず、表から販売単価と1個当たりの変動費を求めます。
【計算】
現在の販売単価は、700,000円÷700個=1,000円です。
1個当たりの変動費は、140,000円÷700個=200円です。
値下げ後の販売単価は、1,000円×0.8=800円です。
値下げ後の販売数は、700個×1.2=840個です。
売上高は、800円×840個=672,000円です。
変動費は、200円×840個=168,000円です。
固定費は、300,000円のままです。
営業利益は、672,000-168,000-300,000=204,000円です。
【選択肢別解説】
1:× 200,000円は、上の計算結果と一致しません。
値下げ後の売上高672,000円から、変動費168,000円と固定費300,000円を引くと204,000円になります。
2:○ 上の計算のとおり、営業利益は204,000円です。
3:× 260,000円は、値下げ前の営業利益のままです。
単価を20%下げ販売数を20%増やしても、売上高は元に戻りません。
4:× 320,000円は、値下げ前より利益が増えるとした値です。
実際には売上高が4%減り、変動費は20%増えるため、利益は減少します。
【ポイント】
20%値下げして20%増販しても、売上高は0.8×1.2=0.96倍となり、4%減ります。
変動費は販売数に比例して増え、固定費は変わらないことを押さえて計算します。