財務諸表から求められる総資産営業利益率は何%か。
貸借対照表及び損益計算書を図に示す(単位:百万円。網掛けの部分は,表示していない)。
貸借対照表は資産合計1,000,負債・純資産合計1,000。
損益計算書は売上高3,000,売上原価2,000,販売費・一般管理費700,営業外収益20,営業外費用120,特別利益0,特別損失50,法人税等70である。
正答3
解説
正解は3です。
総資産営業利益率は、総資産に対してどれだけ営業利益を生み出したかを示す指標で、営業利益÷総資産×100で求めます。
図の損益計算書では、売上高3,000から売上原価2,000を引いた網掛けの行が1,000(売上総利益)、そこから販売費・一般管理費700を引いた網掛けの行が300(営業利益)と示されています。
貸借対照表では、流動資産600と固定資産400で資産合計が1,000です。
【計算】
営業利益=売上高-売上原価-販売費・一般管理費です。
営業利益=3,000-2,000-700=300百万円です。
総資産は資産合計の1,000百万円です。
総資産営業利益率=300÷1,000×100=30%です。
【選択肢別解説】
1:× 20%は、経常利益200(営業利益300+営業外収益20-営業外費用120)を総資産で割った値です。
営業利益を使っていません。
2:× 25%になるには営業利益が250百万円必要です。
実際の営業利益は300百万円なので誤りです。
3:○ 営業利益300百万円を総資産1,000百万円で割ると30%になります。
4:× 50%になるには営業利益が500百万円必要です。
売上総利益1,000から販売費・一般管理費700を引くと300百万円にしかなりません。
【ポイント】
損益計算書の利益は、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益の順に並びます。
本業の儲けが営業利益、営業外の損益を加えたものが経常利益です。