正答5
解説
正答は「放射線照射による亜致死損傷からの回復を抑制する」。
温熱療法はDNA修復酵素を失活させ、放射線による亜致死損傷(SLD)からの回復を阻害することで放射線増感効果を示す。
熱凝固(壊死)は42〜43℃以上の加温で生じ、30〜35℃では起こらない。
ヒートショック蛋白はむしろ温熱耐性を誘導する(耐性を抑制するのではない)。
温熱は放射線が効きにくいS期細胞や、低酸素・低pH・低栄養環境にある腫瘍細胞に効果的であり、放射線と相補的に作用する。
したがって「酸素に富む細胞に効果的」「M期の感受性が高い」は誤りである。