正答4
解説
正答は「母親の妊娠前に父親が全身に高線量の被ばくをした」。
放射線の遺伝的(遺伝性)影響とは、親の生殖細胞に生じた突然変異が次世代に受け継がれる影響をいう。
妊娠前に父親の生殖腺(精細胞)が高線量被ばくを受けると、その変異が受精を介して子に伝わり得るため、子に生じた腫瘍は遺伝的影響が疑われる。
妊娠初期・後期の胎児被ばく(CTや頭部被ばく)はその個体自身に生じる胎内被ばくであり、奇形・発がんなどの身体的影響に分類される。
自然放射線レベルや密封小線源との同居は外部被ばくであり、いずれも次世代に伝わる遺伝的影響の例ではない。