正答1
解説
単位体積当たりの原子数 n は、密度 ρ〔g・cm⁻³〕を原子量 A〔g・mol⁻¹〕で割って単位体積中のモル数 (ρ/A〔mol・cm⁻³〕) を求め、これにアボガドロ定数 NA〔mol⁻¹〕を掛けて得られる。
したがって n=NA・ρ/A〔cm⁻³〕となり、選択肢「NA・ρ/A」が正しい。
原子番号 Z は1原子当たりの陽子 (電子) 数を表す量で、原子そのものの個数とは無関係であるため、Z を含む選択肢 (NA・ρ/Z、NA・Z・ρ/A、NA・A・ρ/Z など) はいずれも誤り。
なお、これに Z を掛けた NA・Z・ρ/A は電子の数密度に相当する別の量である。
次元的にも mol⁻¹×g・cm⁻³÷g・mol⁻¹=cm⁻³ となり、原子個数密度の単位と整合する。