ホーム › 保健師国家試験 › 第112回 › 午後問105第112回 保健師国家試験 午後問105公衆衛生看護学状況設定2026年☆ ブックマークA 地区では民生委員が担当校区の高齢者宅を訪問し、見守り活動を行っている。 民生委員が B さん宅を訪問すると、風邪をきっかけに急激に体力が低下して外出できなくなっていた。 心配した民生委員が地域包括支援センターの保健師へ相談し、急いで介護保険サービスを導入した。 B さんの事例を受け、民生委員から地域包括支援センターの保健師に「高齢者がどのような状態であれば、地域包括支援センターにつなげたらよいか。目安が分からない」と相談があった。 保健師が提案する内容で最も適切なのはどれか。「高齢者の希望を確認してください」「独居の高齢者は報告してください」「要介護認定の有無を確認してください」「基本チェックリストを使用してください」解答・解説を見る正答4解説正解は4です。 民生委員は、どのような状態の高齢者を地域包括支援センターにつなげばよいか、その目安がわからずに困っています。 専門職でなくても使え、生活機能の低下を客観的に判断できる共通の目安を示すことが求められています。 【選択肢別解説】 1:× 高齢者の希望を確認することは大切ですが、つなぐかどうかの目安にはなりません。 本人が支援を望まなくても、生活機能が低下している場合があります。 2:× 独居であることだけでは、支援が必要な状態かどうかを判断できません。 1人暮らしでも元気に生活している人は多く、目安としては不十分です。 3:× 要介護認定の有無の確認は、つなぐかどうかの目安になりません。 Bさんのように、要介護認定を受けていない人の中に、急に生活機能が低下する人がいます。 4:○ 基本チェックリストを使用してもらうことが、最も適切な提案です。 基本チェックリストは、運動機能や栄養、口腔機能、閉じこもり、認知機能、うつなど25項目の質問で、生活機能の低下を把握できる道具です。 本人に答えてもらう形式で専門的な知識がなくても使えるため、民生委員が共通の目安として活用できます。 【ポイント】 基本チェックリストは、介護予防・日常生活支援総合事業の対象者の把握にも使われ、支援が必要な高齢者を早く見つけるのに役立ちます。← 午後問104午後問106 →まとめて解く第112回を通しで解く(110問)→この回の他の問題第112回 保健師国家試験 の全110問を見る →