第111回 保健師国家試験 午後問96
A 市の保健師は、 4 か月児健康診査未受診者の家庭訪問を行った。
母親の B さん(40 歳)は「近隣に 2 人で住む私の両親の介護があり、子どもの健診に行けなかった。 父は要介護 4 、母は要支援 2 で、育児と介護で忙しい」と話した。
保健師は、B さんと同様の人が他にもいるかもしれないと考え、育児と介護の両方をしている人の実態把握のために、アンケート調査を行うこととした。
発足した育児と介護の両方をしている人の集いの場は、月に 1 回の開催で、毎回、約 20 人が参加している。
発足から 5 年が経ち、メンバーは、保健師が主催するグループから自分達で運営するグループへ発展させるかどうかの検討を始めた。
このグループの発展段階における保健師の役割で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「自己決定の支援」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1の「環境整備」は、公衆衛生看護では、個別支援と集団・地域への働きかけを連動させる。
この選択肢は対象把握、予防段階、関係機関連携又は制度上の役割がずれるため選ばない。
2は、公衆衛生看護では、個別支援と集団・地域への働きかけを連動させる。
住民主体・予防・連携の観点から適切である。
3の「目的達成への支援」は、公衆衛生看護では、個別支援と集団・地域への働きかけを連動させる。
この選択肢は対象把握、予防段階、関係機関連携又は制度上の役割がずれるため選ばない。
4の「信頼関係構築への支援」は、公衆衛生看護では、個別支援と集団・地域への働きかけを連動させる。
この選択肢は対象把握、予防段階、関係機関連携又は制度上の役割がずれるため選ばない。
地域保健では、個別事例の問題も地域全体の健康課題につながる。
対象者のニーズ、地域資源、法的根拠、住民主体の支援をセットで整理する。まとめて解く
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